Web知識一般
2015年9月 7日

経営戦略・経営企画に活かせるWebサイトの基礎知識

コーポレートサイトをはじめ、Webサイトは今や企業活動の一環としてなくてはならないものです。

特にBtoB企業にとって、Webサイトを通じたマーケティング・営業支援活動はBtoC企業以上に経営効率を高めるという報告もあります。

参考:BtoBサイト調査2015(トライベック・ブランド研究所) http://japanbrand.jp/product/bb/bb2015/importance.html

裏を返せば経営企画・戦略といった視点が加わることで、初めてその可能性が発揮できるということかもしれません。

とはいえ経営層をはじめとした企画・戦略策定に携わる方々の中に、必ずしもWebに詳しい方がいるとは限りません。

今回はそういった方々(経営企画・戦略部門のスタッフ、経営コンサルタント etc)向けに、押さえておくべきWebサイト活用のポイントについて解説してみたいと思います。

ユーザー中心のメディア

商品開発やサービスいった分野においても「ユーザー中心」が叫ばれて久しく、ことさら説明する必要もないかもしれませんが、数あるメディアの中でもユーザー優位のWebにおいては基本中の基本といっても差し支えありません。

特にコーポレートサイトの特性として、商品やサービスの顧客・利用者だけでなく、株主(IR情報)やマスコミ関係者(プレスリリース)から学生(採用情報)までさまざまなステークホルダーが「ユーザー」として存在しており、それぞれ誠意のあるコミュニケーションが求められます。

具体的にはユーザーのニーズを正しくコンテンツ化する(コンテンツファースト)ことが求められますが、ユーザーは常に目的を持ってページを訪れるわけでもなく、また正しく目的を理解しているとも限りません。 そのコンテンツに新たな気づきや発見となるような情報が含まれていればユーザーにとって有益ですし、ストレスなく問い合わせができた、といったポジティブな体験(ユーザーエクスペリエンス)は企業イメージやブランド価値につながります。

逆に問い合わせフォームがSSL化されていなかったり、また会員登録がスムーズにできなかったりといったネガティブな体験は、ユーザーの信頼を損ねることになるでしょう。

Webサイトのユーザーをどう扱っているかが、企業のステークホルダーに対する姿勢の現れと受け取られる時代になったとも言えます。

Webサイトを手段として業務に組み込む

Webサイトが重要だからといって、それ自体が目的になるわけではなくあくまで手段なので、それぞれの業務の目的に応じて手段としてWebサイトが組み込まれる(業務設計)必要があります。

Web専門の部門や部署を有していれば話は別ですが、実際はマーケティングや広報、あるいは総務や情報システム部などの管理部門が兼務しているケースの方がまだまだ多いため、いざリニューアルといった場合、サイト全体の状況把握に手こずることが多々有ります。

カテゴリやサブサイト毎に管理する部門や部署が異なり、ヘッダーやフッターなどサイト全体に関わる事項についてはどの部署に承諾をとればいいかわからない、といった笑えないケースもあるのです。

もちろん、すべてのコンテンツを一元的に把握・管理する必要はありませんが、最低限のルールとしてサイト全体に関わる責任を負う部門を定めておく必要があります。

加えて、サイト運営のクオリティを一定レベルに維持する目的で承認フローや運営体制・権限構造、表記に関する基本的な決まりごとをガバナンスルールとして定めておくことが望ましいです。

フィージビリティとサスティナビリティ

リニューアルや新規構築の際に見過ごされがちな問題としてフィージビリティ(実現可能性)とサスティナビリティ(継続可能性)があります。

例えば、動画やアニメーションを多用した魅力的なインターフェースも、一部のブラウザでしか正しくレンダリングできなかったり、表示に時間がかかっては意味がありません。 公開した途端にアクセスの集中によってシステムトラブルが発生する、といった事故もたまに起きています。

フィージビリティ(実現可能性)が十分に検証されていれば、発生しなかったトラブルといえるでしょう。

一方、公開後は継続的にサービスを提供できるか、そのサステナビリティ(継続可能性)が課題となります。

24時間365日アクセスされうるメディアですので、それに耐えうる環境の上に構築することは最低限ですが、バックアップのためのサーバや追加開発や日々の更新に使用するテスト環境やステージング環境も用意しておきたいところです。

加えて、継続的に保守や運用を続けるための計画が必要です。 それはコンテンツに限らず、Webアプリケーションのアップデートやセキュリティパッチの適応といったサーバ保守も範囲として含みます。

幸い、クラウドの普及によってサーバやネットワークの環境は、コストも含めて劇的に改善されつつあります。 必要な人的リソースを確保し、運用サイクルの最適化を図ることでよりサイト運用もより効果的になります。

経験値の高いパートナーを探す

実際に組織全体としてWebを使いこなすことは非常に難しいものであり、専門の部門・部署でも自社のサイト全体を把握し最適化を図ることは容易ではありません。

制作会社に協力を求めることにしても、その多くはデザインだったりSEOだったり、得意分野に特化しており、経営企画や戦略に明るい制作会社がそれほど多いわけではありません。

そういった意味で一番有益な基礎知識としては、「コーポレートサイトの場合は、長期にわたって企業のWebサイトを作って運営管理している経験のある制作会社に任せるべき」ということかもしれません。

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